『人生フルーツ』見てきました@ポレポレ東中野

「おいしそうなご飯の場面が見られる」との噂を聞いて、たぶんわたしが好きなタイプの映画だ!と直感して見に行ったので、ちょっとこんなに号泣するつもりではなかったです。

ドキュメンタリー映画なので、ネタバレも何もないので全部書くね。

TBSラジオの『東京ポッド許可局』が大好きで毎週聞いていて、その中で紹介されていたのがきっかけで見に行きました。

ラジオの中では「ご飯映画だ!餅食べたい」などなど絶賛されていたので、お料理は苦手だけどお料理番組大好きなわたしは即見に行くことが確定しました。

というか、この映画主演の津端夫妻は、NHKの『きょうの料理』でもたびたび目にしていて、自分の家の畑で栽培して料理して生活する様子が素敵でもともと結構好きだったのでした。

とある家で畑を耕しながら暮らす津畑夫妻の日常生活、それだけの映画です。

『きょうの料理』で見ていたので知ってはいたんですけど、畑の作物に旦那さんの秀一さんが立て札をやたらと立てていて、それがめっちゃかわいい。
「おくら おいしいよ!」とか、「ここは危ない!」とか。
映画の冒頭そんな場面からスタートして、いきなり秀一さんの作物と英子さんへの愛情みたいなものを見せられて、開始5分で泣いていた……。
イラストも全部かわいい……。

楽しみにしていたお料理は全部おいしそうで、この映画を見るとめちゃお料理がしたくなります。

さくらんぼのヨーグルトに、コロッケ、大きいプリン、まだまだ、たくさん!

英子さんはコンビニには行かず、必ず「人から」食べ物を購入するらしい。
自給自足に、八百屋さんに、お肉屋さんに、魚屋さん。

英子さんは生きているものをいただくということにとても感謝していて、雑な生活をしている自分が恥ずかしくなるほど。

この映画を見ると、ひとつでもいいから真似をして、丁寧にご飯が作りたくなります……。
なかなかできないんだけど……。

『東京ポッド許可局』の中でも言ってだけどこの映画は「自然の中で暮らす穏やかなスローライフ」だけでは済まされない秀一さんの思いが伝わってきて、穏やかな暮らしって良いなあと一言では言えない。

秀一さんは建築の世界に見切りをつけたというか諦めたというか、自然の中の暮らしはもしかしたらみずから望んだものではないかもしれない。

秀一さんのかつての同僚みたいな人が出てきて「あんなスローライフみたいな暮らしをするなんてね」みたいな寂しそうな気持ちをポロッとこぼされていて、秀一さんは優秀な人だったことがよくわかったし、期待されていたのにその世界から一歩身を引くことはつらかったんじゃないかなと勝手に思いました。

でも人生の最後にまた建築の仕事に関われたようで、それは本当に良かったなとまた泣きました。

草むしりが終わって、お昼寝して、そのまま目覚めず亡くなるなんて、理想の最期なんだけど、やっぱりつらくてめちゃくちゃ泣いた。

あと、シルバニアファミリーの家がすごすぎる笑。
その家が出てきた瞬間に館内がざわつきました笑。

最高の映画だったんですけど、強いて言うなら、ナレーターが頻繁に「こつこつ、ゆっくり」って言うのはいらないなーと思ったかな。
夫婦の生活をどう受け取るかはわたしの自由だし、ナレーターにそれを強要されたくはなかった。
それ以外のナレーションはとても良いです。

あと、お料理のシーンがわたしはとても好きなので、もっともっとお料理シーン欲しかった笑。

丁寧な暮らしとかスローライフとか夫婦の愛とか、そんな簡単な言葉ではまとめられない日常生活がぜーんぶ詰まってて、ずっと見ていたい映画でした。

ポレポレ東中野って小さな映画館だけど、ほぼ満席で賑やかでした


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