行ってきました。千穐楽!


第二部のチケット取ってたんですけど、一幕目の修禅寺物語は諸々の用事が忙しくて見られなかった

せめてもの二幕目!
東海道中膝栗毛 歌舞伎座捕物帖!

会いたかったよ~~!
弥次郎兵衛~!喜多八~!

去年の夏にあった東海道中膝栗毛の続編です。
去年の夏の演目がめちゃめちゃ楽しかったので、今回も本当に楽しみにしていたのでした。

オープニングがダイジェスト映像からスタートしてとても新鮮。
わかりやすくて親切。

そして弥次喜多、宙乗りで登場~!
この時点で涙ぐむわたし
また2人に会えたことがうれしいし、また楽しい演目になるんだろうなという期待感で、ついホロリ。

ストーリーは相変わらずのはちゃめちゃで、今回はミステリー仕立て。
歌舞伎座で次々と起こる殺人事件、犯人は一体誰なのか!?

公演前から話題になっていた今回の『東海道中膝栗毛』。
エンディングが2パターンあるらしいんだよね。
もちろんわたしは1パターンしか見られていないので、「らしい」。
もう1パターンはどんなんだったんだろ〜!?
何回も通うプロ歌舞伎観劇の人じゃないと見られないという!

どういうエンディングかと言うと、弥次喜多コンビのクイズで、観客の拍手の多い方のエンディングに進んでいく楽しい形式でした
しかし、「そこクイズにするほどか!?」と思わなくもなかった笑。

ラストは二人で宙乗りで去っていって、そのときに喜多八(猿之助さん)が弥次郎兵衛(染五郎さん)に「来年、おめぇ名前が変わるらしいな!」「それでもずっと一緒だよ!」みたいなことを言っていて、もうわたしここで号泣ですよね。

わたしは東海道中膝栗毛のストーリーうんぬんは置いといて、弥次喜多、猿之助さんと染五郎さんの関係性がもう大好き。
喧嘩しながらも仲の良い2人の様子が見られるだけでもう幸せ!!

ストーリーとしては、前作の東海道中膝栗毛と比べるとちょっと物足りないかな。
弥次喜多のお話なのに2人の出番が少なくて寂しいし、派手さに欠けてやや単調。
人がどんどん殺されていってしまう衝撃的な展開なのに、淡々と話が進んでしまうのがもったいないかも。

あと、猿之助さんの話し方がやる気ない、だるい感じなのがちょっと気になったかな~。
喜多八がそういうキャラだからなんだろうけど、前作ではそこまでじゃなかった気がする。
「ちゃんとしゃべって!」と思ってしまう。

と、気になる点はあるけど、東海道中膝栗毛は最高なので、シリーズものとしてあと100演目ぐらい見たいです。

来年は染五郎さん襲名なので、最近あんまり行ってない歌舞伎座に行く頻度が増えそう
九月秀山祭も染五郎さんめっちゃ出るから行きたい気もするんだけど、演目があんまりわたしの好みじゃなさそうだったんだよなぁ。
多分寝ちゃうやつ……。

派手じゃない演目でも腰を据えて観劇できるようになりたいんだけど、なかなかそこの境地にいくのは難しいですね。

劇団☆新感線『髑髏城の七人~《Season鳥》』@IHIステージアラウンド東京、見に行ってきました。

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うあ~、最高!最高!最高だったよ!!!!!
Season花も最高だったんですけど、Season鳥はぜんぜん違うテイストで、ものすごく楽しかったです……

まず、歌って踊る『髑髏城の七人』!
こんなに楽しい髑髏城ある!?
オープニングから歌って踊ってもう楽しい。絶対に最高だと確信しました。

この楽しさは間違いなく阿部サダヲの力だろうなぁ。
Season花の捨之介、小栗旬は二枚目イケメン色気たっぷりでこれもすっごくかっこよかったんだけど、阿部サダヲの捨之介はコミカルでおバカでかわいい、なのに殺陣になるとめちゃくちゃかっこいいっていうギャップがとても良かったです。
後半の方なんて、小栗旬に負けないぐらいの色気すら感じられて、阿部サダヲがこんなにかっこいいと思ったの初めてかもしれない。

そして今回のSeason花でわたしが一番楽しみにしていた早乙女太一の蘭兵衛。
ワカドクロの蘭兵衛が好きで好きで、また早乙女太一の蘭兵衛が見られるなんて!とすごく楽しみにしていて、案の定、超超超~~~~~!!!!!かっこよかったです。
殺陣のキレがもうダントツ。キレッキレ。

そして、同じくワカドクロで共演していた森山未來の天魔王との絡み!
早乙女太一の殺陣がすごいのはわかっていたんだけど、今回森山未來の殺陣がワカドクロの頃より心なしかよりしなやかに軽やかになっていて、二人合わさってより良い殺陣になっていました。
早乙女太一の殺陣がうますぎて、他の役者さんが霞んでしまうことが多いんだけど、今回森山未來がかなり動いていて、早乙女太一が浮かずに溶け込んでいてより良かったです。
口移しシーン、本当にありがとうございます!(歓喜)

あと、贋鉄斎と捨之介のコント(笑)、テンポよくて楽しかった~。
これも阿部サダヲの力だろうなぁ。
何しててもおもしろいっていう。

前回のステージアラウンドより今回は前の方の席だったので、360度回っている感じがより楽しめました。
後ろの方だと意外と回っているの感じないんだよね。
良席だったおかげで、双眼鏡いらずで観劇できました……。うれしい。

強いて言うならSeason花では兵庫が年配の設定だったのでイマイチ感情移入できなかったかも。
若い兵庫しか見ていないから慣れていないだけっていうのもあるけど、極楽太夫に憧れて犬のように(笑)慕う感じが、年配設定だとあんまり伝わらないような気がする。
無界の里が壊滅してしまうところの兵庫と極楽太夫の絆がグッと深まるシーンがちょっとあっさりしていて、もっと悲壮感出ても良かった!
新しい設定なので、これから深まっていくといいな。

というわけで、最高の髑髏城でございました。
わたしはこれまで『ワカドクロ』が一番好きだったんだけど、それを超える勢いかもしれない。

次はSeason風です。
チケットは入手済み。
これもまた楽しみだな~。超期待!

氷艶2017破沙羅@国立代々木競技場に行ってきました。

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市川染五郎さん演出の、歌舞伎とフィギュアスケートのコラボショーです。
こんなの絶対楽しいに決まっている!と確信して見に行きました。

この日はとても暑かったんですが、アイススケート場なのでひんやり……なのは1階だけでした。
わたしは2階の一番後ろの席だったので、照明のせいもあるのかな?汗だくで観劇です。

感想ですか?もう最高でした!!!!!

わたしはフィギュアスケートに関しては何も知らないんですが、スケーターさんたちの見ていて気持ちのいい動きにはもう惚れ惚れ(うまいとか下手とかこの技がすごいとかは全然わからないけど)。
そしてフィギュアスケートならではの鑑賞の仕方もおもしろかったです。
スケーターさんが観客側の方へスーッと滑っていくとそこの近くにいる観客は絶対に歓声と拍手を送るのですね。
賑やかでとても楽しい。
逆に歌舞伎によくある「高麗屋!」とかの掛け声はわたしが行ったときは全然なくて残念。
会場が広いから、後ろからの掛け声は難しいか。

そしてこの舞台は本当に演出がめちゃくちゃ派手で、「こんなにおいしいところばっかり詰め込んじゃっていいの?」というほどでした。

まず、いきなり荒川静香さんが宙乗りで登場!う、美しいよぅ……。
この宙乗りが、最初だけじゃなく、荒川静香さんだけでなく、もう連発!
代々木競技場の天井の高さゆえに、高く高く、そして長い時間飛んでいるので拍手喝采ですよ。
染五郎さんに至っては空中でくるくる回ってるし!アクロバティック!

そしてもちろんスケート!
スケーターさんだけでなく、歌舞伎役者さんもスイスイ滑っていて、ちょっとハラハラもしたけれど(笑)、歌舞伎とスケートってこんなにも合うものなのかと感動しました。
フィギュアスケートも歌舞伎もどちらも華やかなものだから愛称が良いのかな。

さらに氷の上でのチームラボによるプロジェクションマッピングがものすごかった……!
悪役が出てくるときは悪役のオーラを光で表現、太鼓の音には太鼓の音に合わせた照明を、水の流れの表現なんか、本当に水があるみたいでした。
オープニングで氷上に『破沙羅』と光で描かれた瞬間からすごかったし。
演者さんと照明が一体となっていて、この演出のおかげで演者さんたちがより一層輝いて見えましたよ……。

大きな蛇もド迫力だったねぇ。
これは『阿弖流為』を思い出してドキドキしちゃったな。

この蛇のシーンとか、後半の善人VS悪人のときのDRUM TAOの太鼓、かっこよかったな~!
盛り上がる盛り上がる!
あそこのお互いが向かい合うシーン、かっこいいのとわくわくで堪らなかったです。
あ、あと悪役たちの宴会の場面も楽しかった。この場面は歌舞伎っぽかったねぇ。

そして何より演者さんたちの熱演よ。もうありがとう!!!!!
感想を一言ずつ。

市川染五郎さん
最高の演出でございました。
お忙しいはずなのに、いつどこからこんなアイデアが沸いていたのか。
仁木弾正は清々しいほどの悪役で、染五郎さんはとても生き生きとしていました。
後半はスケートもスイスイ。めちゃくちゃかっこよかったです……。

高橋大輔さん
やっぱり人気があるんだなぁ。
高橋大輔が登場した瞬間の歓声が、他の人より圧倒的に多い!
そして案の定かっこいいし、若々しい義経がぴったりだなと。
スケートだけじゃなく軽やかな舞いも披露してくれて、この人なんでもできてしまうんじゃないのか。

荒川静香さん
う~!今回の舞台ではいちばん光り輝いていました……。
女神の美しさはもちろんのこと、蛇姫様の迫力もすごくって、もううっとり。
女神のときは神々しく軽やかで、蛇姫様のときは激しく荒々しくて、スケートでこんなにも表現できるものなのかと驚きました。

市川笑也さん
あのいちばん重たそうな衣装を着てスイスイ滑るってどういうことなの。
わたしは席が遠かったので、あんまり顔が見えず、最初は普通にスケートの人かと思って見ていました笑。
それぐらいスケートがうまくてびっくり!歌舞伎役者なのに!
岩長姫はかわいそうな悪役だったので、仁木弾正とくっついちゃえばいいのに!とか思いながら鑑賞しました笑。

中村亀鶴さんは弁慶の迫力と、スケート場をドカドカ走る姿が印象的(笑)。
大谷廣太郎さん&澤村宗之助さんコンビは悪役だけどコミカルで楽しかったなぁ。

織田信成さん&浅田舞さん2人の相思相愛のスケートも素敵だったし、鈴木明子さんは優雅。
そして村上佳菜子さんは超かわいい!

スケーターさんは特に女性が大活躍で、とにかく女性たちが戦う戦う!しかも強い!
スケートでの殺陣ってとても綺麗なのね。

『氷艶』はこの通り見どころ満載で、クライマックスがずっと続いている感じでした。
もったいない!という気持ちになるぐらい。

Twitterを見ていたら、歌舞伎ファンの人はフィギュアスケートに興味を持ち、フィギュアスケートファンの人も歌舞伎に興味を持ち……という最高の結果になっていたっぽいので、是非またやってほしいな。
歌舞伎役者の人は特に怪我に気をつけてほしいけど。

五月花形歌舞伎@明治座に行ってきました。

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わたしは歌舞伎と言えばお席でのお弁当をとても楽しみにしているんだけど、明治座ってお弁当販売していないんですね。
知らなくて幕間にコンビニでお弁当買いました

わたしが見たのはお昼の部。

『月形半平太』は愛之助さん!
わたしは全然知らない演目だったんだけど、思った以上にイマドキでおもしろかった!
というかこれが歌舞伎なのか微妙なところなんだけど、わたしはとてもおもしろく鑑賞できたので、初心者でもわかりやすく楽しく作っているんだろうなと思います

まず、出だしから、歌舞伎でよく聞くツンツクテンの太鼓の音ではなくて、普通に音楽でスタート。
そして立廻りも歌舞伎独特のゆっくりとしたテンポではなく、素早く動く動く!
最近は歌舞伎見てるとよっぽど派手なのじゃない限りついウトウトとしちゃってたんだけど、テンポの良い物語で最後まで楽しく見れました。

欲を言えば、隼人くんの立廻りが大好きなのでもっと見たかったな~。一瞬だった笑。
そして壱太郎くんと新悟くんの恋愛バトルが萌える!
壱太郎くんかわいいし、新悟くんは色っぽくて、うっかりときめいてしまったよぅ。

『三人連獅子』は期待通りの最高!!
愛之助さんのお父さん獅子の強さと、壱太郎くんのお母さん獅子の優しさは、言葉がなくても動きだけでこんなに伝わってくるものなのか。
お父さん獅子は最初強気なのに、子獅子がなかなか這い上がってこなくて、だんだん父母一緒におろおろしてくるあの表現、かわいらしくて良かったねぇ。
気がついたんだけど、わたし壱太郎くんめっちゃ好き。
あの女性らしさはいったいどこから出てくるんだろう……。

最後の毛振りがすごいのは言わずもがな。
華やかで迫力があって拍手喝采でした


今週末は歌舞伎とフィギュアスケートのコラボ、見に行きます
いったいどんな舞台なんだろ~!

5/4に劇団☆新感線の『髑髏城の七人《Season花》』見に行ってきました。
公演会場のIHIステージアラウンド東京は新しい劇場で、今回の髑髏城が初公演。

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ゆりかもめで市場駅に着いた瞬間この風景で笑ってしまった。
噂には聞いていたけど、周囲に本当に何もない(笑)。

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今回の髑髏城はSeason花からスタートして、このあと鳥・風・月も公演されるというロングラン公演です。
鳥までは無事にチケット入手したので、風・月も絶対に行きたい。

劇団☆新感線の『髑髏城の七人』については、すでにアカドクロ・アオドクロ・ワカドクロと3パターンあって、わたしはワカドクロが猛烈に好きなので、どうしてもそれと比べてしまうのですが、それと比べても今回の通称『花ドクロ』、超、超、超~~~~良かった!!!!!
ストーリーなんて知り尽くしているのに号泣して帰ってきました……。

今回の通称『花ドクロ』は、過去の髑髏城と比べて、やっぱり演出がダントツですごいです。
IHIステージアラウンド東京は、その名の通り360度回転するので、ステージの使い方がまるで映画の場面が変わるように作られていて、自分が回っているのかどこにいるのかよくわかんなくなる(笑)。

思ったほど、「客席が回ってる~!」という感じでもなく、自然に場面が切り替わるのがすごくおもしろかった。
水や鏡を使った演出も、光の演出も、そしてなんといってもラストの挨拶での場面の切り替えは綺麗にできすぎていてちょっとびっくり。
そのラストがあまりにも綺麗だから、ここでボロボロ泣いてしまった……。

この舞台演出については、文章で表現するのがめちゃくちゃ難しい!
見て体験してくれ!と書くしか……。

髑髏城のストーリーについては、もう何度も上演されているからああだこうだはいまさら書かないけど、キャスティングについては変わっているし、これからの公演でも変わっていくから、ああだこうだ言いたい。

捨之介役の小栗旬については、ワカドクロに引き続きの主演で、もう相変わらずの色気で最高。
オープニングのあのシーン、かっこよくて悶えました。
小栗旬は雑誌とかインターネットの画像で見るとそんなにかっこいいとは思わないんだけど、一度動くとあの立ち居振る舞いと身のこなしのかっこよさはなんなんだろうね。

蘭兵衛役の山本耕史はわたしはちょっと微妙だったかな~!
いや、とても色気溢れてて素敵だったんだけど、どうしてもわたしはワカドクロの早乙女太一と比べてしまって、早乙女太一の殺陣があまりにずば抜けていたので、山本耕史だとちょっと物足りない感がありました。
というか、わたしが単純に早乙女太一が好きなんです……。
『Season風』では早乙女太一が蘭兵衛復帰のようなので、死ぬほど楽しみにしている。

天魔王役の成河はわたしは知らない俳優さんだったんだけど、これは新しい天魔王という感じですごく良かったです。
いままでの天魔王は堂々としていて、強くて、まさにボスという感じだったんだけど、今回の天魔王はどこかおどけていて、逆にそれが狂気じみていてとてもこわい。
天魔王役の成河の身長がおそらくちょっと低いんだけど、それがまた幼さみたいな雰囲気を出していて、幼さゆえになにもわかっていない?いや、わざとやっている?とこっちまで惑わされてしまって恐ろしかったです。

あと、贋鉄斎役の古田新太!
これはおもしろ枠として最高だったんですが、やっぱり古田新太は劇団☆新感線にとってインパクトが強すぎて、贋鉄斎役としては目立ちすぎて駄目なんじゃないかなと思いました。
アカドクロの主演だったし、それだけじゃなく新感線では何度も主演をはっている看板役者だし、古田新太だけで輝いてしまって、肝心の3人(捨之介・蘭兵衛・天魔王)が霞んでしまうような気がしました。
いや、最高の贋鉄斎だったんだけどね!おもしろすぎて逆に駄目っていう(笑)。

と、いろいろ見どころたっぷりでとても楽しい公演でありました。
次のSeason鳥では主演が阿部サダヲなので、もっとコミカルになるんじゃないかなーとこれもまた楽しみです。

あー、ゴールデンウィーク終わってしまった……。
明日からお仕事



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