ブリューゲルの《バベルの塔》見てきました。
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ブリューゲルの《バベルの塔》は2つあるらしく、通称『大バベル』と『小バベル』と呼ばれているとか。
今回展示されていたのは『小バベル』。

有名な作品なのでもちろん知っていたけれど、予想以上に細部まで描きこまれていてびっくり。
だけど小さな作品なので、ものすごく衝撃を受けるほどではなかったかな……。

というか、今回の東京都美術館の展示の仕方にわたしは不満があるよ!
『バベルの塔』展と謳っているくせに、バベルの塔がなかなかなかなか出てこない。
展示されているのは結局一番最後かよーっ!ていう。

今回の展覧会のメインの作品だから、最後までとっておく&展示スペースの関係もあるんだけど、バベルの塔を楽しみに見に行っているわたしとしては、いつバベルの塔が出てくるか気になって、他の作品に全然集中できなかった……。
せめて中盤ぐらいで展示してください……。

そして、バベルの塔以外の作品が版画ばっかりでイマイチ。
いや、版画の内容はとてもおもしろいんだけど、バベルの塔が気になっちゃって、「いつまでこんな版画を見なければ……?」と思ってしまった。
版画もちゃんと見れば絶対おもしろかったのに、もったいないことをしてしまったなぁ。

しかも、展示が一番最後だから、めちゃくちゃ疲れているという笑。
美術館って結構体力つかうんだよね。
だいたい展覧会の最後はぐったりで、あんまりゆっくり見る余裕がない

ブリューゲルの作品はとても好きなので、もう少し下調べしてもよかったかも。
ちょっと前に三菱一号館美術館で開催されていた『プラド美術館』展で、ブリューゲルの小作品がたくさん展示されていて、それはどれも細密、そしてテーマがおもしろくて好きだった。

今回の『バベルの塔』展は、平日の真っ昼間に行ったので、全然混んでいませんでした。
ゆっくり《バベルの塔》を鑑賞できたのはよかったです。

あと、解説がとても丁寧でわかりやすかったのはうれしかった!
小さい作品だし、ちょっと離れた位置でしか鑑賞できなかったんだけど、近くに拡大図みたいなのも置いててくれて、細かいところを確認するのに役立ちました

7/2まで!

大エルミタージュ美術館展@森アーツセンターギャラリーに行ってきました。
先週の話ですけど……。


エカチェリーナ2世の肖像画。
これだけ写真撮影可でした。
最近は写真撮影オッケーなの流行ってるなぁ。
SNSでの宣伝にもなるし、そりゃそうか。

展示作品はエカチェリーナ2世のコレクションの一部で、16世紀~18世紀のルネサンス、バロック、ロココ作品が展示されていました。

フランシスコ・デ・スルバラン《聖母マリアの少女時代》(部分) 1660年頃

引用 http://hermitage2017.jp

このマリアの少女時代の作品が圧倒的に好きでした。
なんというかもう、かわいい笑。
くりっとした目とか、ふわっとした体つきとか、抱きしめたくなってしまうし、作者はマリア大好きだったんだろうな。

残念ながら、ルネサンス後期~ロココの作品はわたしは好みではなくて、せっかく見に行ったのに、すでに記憶にないという

輪郭線がボヤーッとした感じの絵とか、風景画とか、男女がキャッキャしてる絵とか、全体的に浮ついた作品が多くて、夢のようなんだけど、結局それだけだとわたしは思ってしまった。

あと、音声ガイドの一部で又吉がしゃべってたんですけど、あまりにも棒読みで残念だった……。
宇多田ヒカルの音楽は良かったです。

もうちょっとわたしがこの時代の絵画を勉強してから行けば良かったな。

そして六本木ではマーベル展もやっていたので、行ってないけどそっちも気になりました。
大エルミタージュ展より派手に宣伝していた笑。

ゴールデンウィークはまた何個か展覧会行けたら良いな。

桜が満開の良いときに行ってきました。

平日の真昼間に行ったので、そこまで混んではいなかった
ただし、ショップは行列でしたよ……。
しかしまんまと草間ワールドにハマってしまって、しっかりと並んでちょこちょこ購入してしまった……。
かわいいんだもん、水玉。

展覧会はもうね、入った瞬間に声が出るぐらいすごいです。
大きな部屋に色とりどりの作品がお出迎え!









とにかく大きいし華やかだし圧倒されて、最初は「すごーい!きれーい!かわいー!」という感想だけが出てくるんだけど、よくよく見るとグロテスクだよねぇ。
草間さんと言えば水玉模様なんだけど、これはそもそも草間さんが幼少のころ見えていた幻覚症状から生まれたものらしいし、ポップでキュートだなぁだけでは済まないはずだ……。

写真撮影可ではなかったところで、《最後の晩餐》という作品があったんだけど、これはもう直視できない感じでした。

草間さんらしい水玉模様のカラフルな机と椅子だけど、無数に飛び出す突起は明らかに男性器を意識しているし、その机と椅子の周りの壁は女性の生理を思わせる血のような赤が滲んでいるし。
こういった作品を見ると、草間さんはかわいい水玉を目指しているわけじゃないことがよくわかったよね。

あと映像作品もショッキングでね。
裸の男女に水玉模様をつけていく映像なんだけど、何がしたいのかわからないし、美術っていったいなんなんだろうね……。

というショックを受けたあとで、最初の部屋に戻るとまた違った印象でした。

最後は穏やかにかぼちゃで締める。


グッズ売り場は行列!
さすがにグッズはポップでキュートな水玉が強調されていました笑。
かわいくてまんまとご購入です。


便箋


メモ帳

草間彌生展は5/22まで。

『ティツィアーノとヴェネツィア派』展@東京都美術館に行ってきました。

最終日駆け込みで!
行けて良かった~!

最終日だから絶対混むだろうと思って、朝一番に行ったけど、全然混んでなかったです。
ティツィアーノはそんなに人気じゃないのね。

この展覧会はなんといってもフローラちゃんが最高で、それ以外に言うことがなにもないです。

ティツィアーノ・ヴェチェッリオ《フローラ》
1515年頃 ウフィツィ美術館

東京都美術館 http://www.tobikan.jp/exhibition/h28_titian.html

NHKの日曜美術館でティツィアーノ展の特集をしてて、テレビで見たときはなんとも思わなかったのに、本物を見たときの驚きよ~

お肌の質感がふわっふわのつるっつるに表現されててお餅のようだった。
髪の毛のツヤもキラキラで触りたくなるぐらい。

花嫁とも高級娼婦とも言われてるこの作品は、本当に美しい女性でした……。

しかしティツィアーノ展は他の作品は面白みに欠けたかな。

中世ぐらいの作品は聖母子の絵なんかあえてリアルに描かないから、アンバランスな構図でも逆にそれがおもしろいんだけど、ティツィアーノぐらいの時代だったら、もうちょっとリアルで美しい聖母子の姿の作品がたくさんあってもいいはずなのに、下手なものが多くてね。
もうちょっと良い作品持って来れなかったのかなぁ。

でも展覧会の最後の方に好きな作品もありました。
たぶん《ベルシャザール王の饗宴》。
これはかなり細かいところまで書き込まれていて、建物の細部とか見ているだけでおもしろかった。
ヴェロネーゼの工房作品だったかな。

ティツィアーノ展は混んでいなかったけど、この時期の週末の上野公園の混雑っぷりはひどかったです。
桜は綺麗だけど、こんな人混みじゃゆっくり見られないよ




待望のミュシャ展@国立新美術館に行ってきました

始まったばかりの展覧会で、平日の朝一に行ったけど、人は結構多かったです。
でも多かったけど、待ち時間はなかったし、展示室内が広かったのでのんびり鑑賞できました



混むことは予想してた!
なんてったって《スラブ叙事詩》が全点やってくるんだから!

と、知った風に書いてみたけど、わたしはミュシャについてはポスター画のことぐらいしか知らないので、この展示がくるまで《スラブ叙事詩》のことなんて知りませんでした。
宣伝で「チェコからミュシャの大作《スラブ叙事詩》が全20点初来日!!」と煽っていたので、まんまとのせられて……。
《スラブ叙事詩》はミュシャが描いたスラブの歴史を描いた作品とのことで、全部揃うのは超すごいらしい。

それぞれの絵の素晴らしさとかは、スラブの歴史とかキリスト教の争いとかに詳しくなくてピンとこなくてもったいなかったんだけど、頭が悪い言い方をすると、とにかく大きくて迫力がものすごくて、それだけで本物を見た甲斐があった感じです。

入った瞬間に《スラブ叙事詩》ずらりだから、結構びっくりする。


大きくて超圧倒される

写真オッケーコーナーでそれぞれの作品の写真も撮ってみたけど、写真だとすごさがまったく伝わらないので、やっぱり本物をゆっくり見るのがいいかな。


《スラブ叙事詩》の中でこの作品が一番好きだったんだけど、写真じゃまったく伝わらないね

メインは《スラブ叙事詩》だけど、やっぱりミュシャはポスター画
前期と後期のポスターが展示されていたんだけど、後期のポスターがとても良かった。

前期はスラーッとした細身のスタイルの良い絵なんだけど、後期はもっと人間的でふっくらした感じが素敵だった。

アルフォンス・ミュシャ《ヒヤシンス姫》

ミュシャ展 http://www.mucha2017.jp/point/


ちなみにこのミュシャ展では音声ガイドを聞いてたんですけど、ミュシャのことをミュシャって言ったりムハって言ったりするのが気になった。
『ミュシャ展』なんだから『ミュシャ』で統一して良い気がするんだけどな~。

図録は即購入した。



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